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基盤教育

基盤教育の理念と達成目標基準

基盤教育では,現代社会に必要なリテラシー,未知の事態に的確に対応できる幅広く深い教養と豊かな人間性,そして,知と行動力を統合し,あらたな知を創造できる人間としての基盤を育成することを理念とします。

基盤教育の達成目標基準(スタンダード)

  • 大学での自律的な生活や学びを理解することができる
  • 現代社会を理解し,活躍する人のリテラシーを培うことができる
  • 「人間とその文化」,「社会の姿としくみ」,「現代の科学と技術」や「さまざまな言語」に関する基礎的知識や考え方を学ぶことから,幅広く深い教養と豊かな人間性を養うことができる
  • “あらたな社会”を拓き支える知と行動力を統合する能力を培うことができる
  • 社会的・職業的自立に向け,必要な知識,技能,態度を養うことができる
  • 実践的で専門的な学修に有機的につながる基礎的な知識を修得することができる

基盤教育プログラム・シラバス

基盤教育のカリキュラムは,大学教育全般への導入を目的とする「初期導入科目」,現代社会に必要なリテラシーを養う「リテラシー科目」,多様なものの見方を培うのに必要な幅広い基礎的知識を身につけると同時に,知と行動力を統合する能力を育成する「教養科目」,社会的・職業的自立に向け,必要な知識,技能,態度を育成する「基盤キャリア教育科目」,そして,専門教育へつながる基礎となる「専門導入科目」から構成されています。

宇都宮大学の基盤教育

アクティブラーニングとは

本学は,みなさんがこれからの時代を切り拓き支えていく人になれるよう,授業において学ぶ「知」を単なる知で終わらせず,実際の「行動」に結びつけていくための能力「行動的知性」を培うことを重視しています。そこで,一方的に授業を聴くだけで終わりにすることなく,みなさんがしっかりと課題を意識した上で,主体的に学ぶ学修スタイルであるアクティブラーニングを推進しています。

シラバスの「授業の具体的な進め方」もしくは「授業計画」の欄には,授業ではどのような技法によるアクティブラーニングを取り入れているかが記載されていると共に,その授業のAL度についても記載されています。

アクティブラーニングの技法としては,グループワークやプレゼンテーション,実験,実習などの他にも,コメントシート(ミニッツペーパー)に記入した授業の感想や疑問に教員がコメントをするという技法や,小テスト,小レポートなどがあります。 また,AL度は下に示した基準により表示されています。

AL0 :授業の中にアクティブラーニングの要素は全く無い

AL20:総授業時間数の30%までがアクティブラーニングである

AL50:総授業時間数の30~60%がアクティブラーニングである

AL80:総授業時間数の60~100%がアクティブラーニングである

AL度が低いからといって主体的に取り組む必要性が低い授業であるというわけでないことには十分に注意してください。ぜひ,様々なアクティブラーニングの技法で学ぶことに積極的に挑戦し,行動的知性の獲得を目指してください。