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大学での学びのコツ

大学ならではの学び方とは

高校までは,授業で教わったことを覚えていくことが中心の学修だったと思います。しかし,大学では,自分で問題を設定し,自分で調べ,自分なりの答えを出すといった学びへと変えていく必要があります。こうした学びを大学在学中に習慣づけることによって,大学卒業後も,主体的に学び続けることができる力や姿勢を獲得することができます。

では,なぜ卒業後も学び続けなければならないのでしょうか。それは,大学で吸収した知識が,この先もずっと「使える」ものであり続ける保証はどこにも無いからです。科学技術は日々進歩を続けていますし,人間社会のあり方も急激な変化を見せることがあります。こうした進歩に取り残されず,急激な変化に飲み込まれないためにも,生涯にわたって自分なりの問題を発見し,それについて調べ,答えを導き出そうと奮闘し続けることが不可欠です。

大学で学ぶ際には,このような力と姿勢を身につけるということを強く意識し続けてください。宇都宮大学は,学生の皆さんが授業で学ぶ「知」を単なる知で終わらせず,実際の「行動」に結び付けていくための能力「行動的知性」を培うことを重視しています。行動的知性を身に付け,生涯にわたり学び続けることができる学生を送り出すために,ラーニング・コモンズは皆さんの学びを支援します。