基盤教育において，学生が多様な自律的学修を行う空間として，またアクティブラーニングの手法を導入した科目の能動的な学修の場として，ラーニング・コモンズの整備等を進めてきました。学生が能動的学修に向かうためには，授業内のみならず授業外でも主体的に学ぶ姿勢を持つことが重要です。本事業では，ラーニング・コモンズに，学生の自律的学修を支援する教職員と学生スタッフを配置し，学生の多様な活動を大学での学びの中に位置づけるサポートを行っています。

学生に向けては，行動的知性の基礎的能力であるスタディ・スキルズの確実な獲得など，全学共通で理解すべき内容をテキスト化し，能動的学修の意義の理解とあわせた「大学での学びハンドブック」を作成しています。また，教員に向けては，授業で活用できる「宇大版アクティブラーニングティップス集」を作成することで，教員のアクティブラーニング導入を支援していきます。